「どくんご観たよ!」
と言うと、結構色んな人から
「どうだった?面白かった?」
と聞かれるので、ブログに書いておくことにします。
私は、あんまりストーリーのないお芝居はそもそも好きではないし、興味も持てないし、観て面白かった記憶もありません。
どくんごのお芝居は物語がありません。
ありませんと言ってしまうことで、私の馬鹿さ加減が露呈しているかもしれませんが(笑
私には物語りは感じ取れませんでした。
じゃあ、面白くなかったの?と聞かれれば否。
面白かった。大いに笑ったし、泣きました。
もしかしたら、泣く人はあんまりいないかもしれません。
物語はないので、誰かに共感するとか、最後誰それがどうなるのか、とかそういう観方は出来ません。
それでも、役者さんの表現力の豊かさ、テンションの高さ、集中力、積み重ねた稽古からなるクオリティの高さに圧倒されます。
好き、嫌いは別れるでしょうし、私も好きかと聞かれたら「好き」だとは答えられないかもしれません。
でも、きっと、また観に行ってしまうだろうし、はっきり言って面白かった。
ちなみに私が泣いたのは五月さんという女優さんが演じた人魚姫の一人芝居のシーン。
可笑しくて、可愛くて、切なくて、泣けました。
可笑しくて、切なくてって言うのは、私が毎回作りたいと思うお芝居のイメージ。
その、まさに、そのイメージが短い一人芝居に凝縮されていて、あのシーンだけでも何度も観たい。
短い間に笑って泣いて。
ただ座って観ているだけの私の心を人魚姫はぐいぐい掴んでぶんぶん振り回して砂浜に投げました。
そのテンション、その表現力、表情、目の力、滑らかな体の動き、声。
なんか、興奮してきた!私も頑張ろう!
悲しいことを滑稽に表現するってのがわかった気がした。
返信削除伝わってなかったことに愕然・・・!
返信削除でも、分かってもらえてう嬉しい。
わーありがとー!
返信削除どくんごさんに代わり、お礼申し上げます!
というか、代わらずともお礼申し上げます!
あの世界観、ぼくも大好き。
最初の歌のところから、涙出そうになりました。
それは、どくんごさんの生き方と、その世界の中に生きる人たちと、あの歌のジプシー感が、いっきに広がってくるから。
光と闇。楽しいことを提供するけど、影でいっぱい辛いことも経験してる。でもそれもひっくるめて人生を楽しんでる。
そんな生き方が学べました。どくんごサイコー!^^
別の人も、どくんごさん達と話をすると、もっとどくんごが好きになるよって言ってたなぁ。
返信削除ウチも本番前で時間なくて、お話できずにそそくさと帰ってしまった。
どくんごさんがどんな人か知らなくても、十分に感動したし、お芝居を通して、どんな風にお芝居を続けて来たのかっていうことも想像させられた。
凄いね。